11月 30

今回程、イギリスが遠いと感じた旅は無かった。今回、私はお金をケチって、マレーシア経由でイギリスに来た。これが間違いだった。なんと、合計36時間もかかってしまった。それでも、一本早いバスに乗れたので予定より2時間早いものだった。まず、スケジュールは、そのままの時間は現地時間で、括弧はイギリス時間です。

実家発    7:45(29th 10:45 pm)
XXXX空港着 8:20 (30th 11:20)
XXXX空港  10:40 (30th 1:40)
マレーシア着 17:00 (30th 8:00)
マレーシア発 0:15 (30th 16:15)
ロンドン着  5:45 (1st 5:45)
ロンドン発 7:05 (1st 7:05 または、9:05)
xxxx 着 9:40 (1st 9:40)
フラット着 10:15 (1st 10:15)

これは、二度としたくない位イギリスは遠かった。今まで、ストップオーバーでもっと時間がかかった事はあるが、乗り換えだけでこの長さは初めてだった。

まあ、とにかく時間がかかった上に色々あった旅だった。まず、XXXX空港で、スーツケースが重量オーバーで、グランドホステスのお姉さんに「超過料を支払って下さい。」と言われてしまった。なんと1Kg6千円!!!!7kgオーバーだった私は、6×7=4万2千円!!!!「ちょっとそれって、ぼったくりじゃない?だって、郵便で送ったら、4万2千円出したら結構送れるよ!!!!」と思いつつ「じゃあ、要らないもの出します!」と言って、受付カウンターの端で、人目も気にせず、スーツケースを開けて、「これ要らない、これも要らない」と一杯出して、23kgまで減らして、一件落着。出したものは、両親が、郵送してあげると言ってくれたが、頑張って、殆ど手荷物で持ってきた!私はあくまでせこいのである。

スーツケースの件は何とか、おさまり、発券もすみ、後は搭乗までの短い間、家族と別れ惜しんだ。2歳の甥のKちゃんが「○○ちゃん、行っちゃ嫌だ!」と大泣きするので、私も、家族もみんな涙、涙の別れになってしまった。それから、5歳の甥のYが生まれて初めての手紙を書いてくれた。それが、また涙を誘った。「○○ちゃん、イギリスでがんばってね。」というのと「だいじな○○ちゃん、Yがついている。」というので、自分で文句を考えて、お姉ちゃんに教えてもらって、何度も何度も書き直して、一生懸命書いてくれたそうです。今でも、見ると涙が出てしまう。帰りたい〜よ。イギリスは大好きだけれど、家族はもっと大好きだ。ここでは、私は独りぼっちだからね。。。その大好きな家族と少しの間お別れで、頑張らないと後がないイギリスに帰るのは、とっても足が重くて涙が止まらなかった。。。。。。。(私の論文は崖っぷちなので、気合いを入れないと今までの苦労が水の泡になってしまうんだなぁ。。。)

涙がまだ、乾かないまま、入国ゲートへ、一人で向かった。Yが最後まで着いてきてしまい、困ってしまった。そして、金属探知器にまず、引っかかった。原因は、母が持たせてくれた。「お守り」についた安全ピンだった。

みんなの顔が見えなくなるまで手を振って別れた。マレーシアまでの飛行機は空いていて、快適だった。二人分を陣取って、よく眠れた。マレーシア空港は、少し蒸し暑くて、空港の真ん中にジャングルの様な木が茂っていた。私は、直ぐにラウンジに直行した。7時間もの待ち時間を空港内でブラブラしていては、疲れるだけだから、お金を出しても落ち着けるところに居たかった。ラウンジは、RM
70.00(約18ドル)で食事も、インターネットも、コンピュータも使えて、居心地が良かったですよ。母と姉とメールで、やりとりして、寂しさを紛らわした。

それで、少し、早めにラウンジを出て、空港を探索して、フラフラしていたら、マッサージを見つけた。肩がこっていたので、久しぶりにマッサージしてもらうことにした。所が、乗り換えだけの予定の私は、現金など持ち合わせて居ないので、「カードは使えるか?」と聞いたら、大丈夫だと言うことなので、やってもらうことになった。そして先払いだと言うのでカードを出した。そしたら、マッサージのお姉さん、私に「直ぐ手続きしてくるから」と言って、止めるまもなくカードを持って、どこかへ消えてしまった。ちょっと不安になってしまったが、もう遅い。「カードを長く持って行かれたら、気をつけた方が良い」と聞いていたので、不安で不安で仕方ないが、お姉さんを待つしか無くて、待った。お姉さんは、サインするためのレシート持って帰って来た。サインをしてマッサージをしてもらった。マッサージをしてもらっている間中も、私はさっきのカードのことが不安になった。そして、おかしいのはマッサージが終わった後、必要にアンケートに記入して欲しいと言い、名前を書いて欲しいと言った。私は、嫌だと断った。

それで、直ぐにラウンジに戻って、母にメールを打った。直ぐに住友ビザカードにこういうことが有ったので、RM 70とマッサージ代RM28だけで、万一それ以外の引き出しが有れば、それは不正な使用だから、チェックの連絡を入れてくれと急いでメールした。

ロンドンへの飛行機の中でも、私は、少しそのカードの事が気になっていた。それで、隣に座ったマレーシア人のKhorさんが、とってもいい人で、ずっとお喋りしていたので、話のついでにマレーシア人として、どう思うか聞いてみた。「飛行場は、従業員のレベルが高いから、大丈夫だと思う。でも念のためにカード会社に連絡した方が良いかもしれない」と言ってくれたので、母に頼んであることを伝えたら、だったら、大丈夫だと言ってくれて、少し安心した。でも、完全に安心できるわけでは無い。。。

マレーシアからロンドンまでの14時間のフライトの殆どを、私は、このKhorさんとのお喋りに費やした。Khorさん、年齢は60歳くらいの品のいいおじさまで、ロンドン、パリへの出張でいらして、たまたま私の隣に座っていました。Khorさん、アメリカ訛りの英語を流暢に話し、冗談が旨く、面白くていい人で、もの凄くポジティブで、一杯勇気づけられてしまいました。最初の方は「何しにイギリスに行くの?」というありふれた話から始まり、だんだん私の人生相談になってしまった。もう二度と会わない人かも知れないと思ったら、すっごく素直に何でも相談できてしまった。見ず知らずのおじさんに、本当に沢山教わった。自信を無くしている私を励ましてくれました。有りがたい。ロンドンに着いたとき「また、弱気になったり、辛いことがあったら、何時でもe-mailしておいで。そして、論文を終えたら、マレーシアにおいで、美味しいもの一杯食べさせてあげるよ。」って、名刺をくれた。見ず知らずの人だったのに、すっごく親身になってくれて、Khorさんの優しさが、嬉しくて、別れるとき、涙が出てしまいました。

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written by 教師@イギリスの田舎


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