お久しぶりです。
今年はもう少しマメに日記を書くって書いておきながら
忙しくて、また、放置してしまいました。
御免なさい。
今日、久しぶりに、時間が出来たので、
長文になると思いますが、その経緯と近況に
ついて書きます。
この所、忙しかった理由は、来月日本に生徒を連れて行くから。。。
来月の2月に2週間、日本に行くプログラムに応募して、
選ばれたんですが、実は、ここまで辿り着くのは、
紆余曲折だったんですよ。
この日本での研修は、2月の14日(土)から2週間。
そして、そのプログラムの参加応募の締め切りが、
10月24日(金)に締め切りという、
初めから、理解に苦しむほど 遅い設定だった。
そして、その研修後に、関東地方にある姉妹校での
4日間のホームスティの計画していた。
そして、その計画は1年半前以上前から、
姉妹校と連絡を取り合って、計画していた。
日程を除いて、大まかなことの全て手配は終わっていた。
例えば、大阪から東京までの新幹線や
姉妹校での行事参加、東京での観光などの
見積もりと予定は応募した段階で既に出来上がっていた。
でも、選ばれるかどうか分からないから
旅行会社にも結果が出次第、
直ぐに手配してもらう手はずになっていたので、
本当に、首を長くして、結果を待っていた。
最初の話では「十月の末か、ハーフターム(10月27日から
11月2日)明けには、どの学校を送るか決める」と言っていたのに、
それが、「11月10日(金)前後」に延び、
その後「15日(水)までには決める」になり、
結局、17日の月曜日になっても連絡が無いので、
しびれを切らせて電話したら、
まだ正式な手紙は、これから郵送するけど、
認められたよと教えてくれた。
それで、実際に結果が「電子メール」で来たのは、
更に一週間後の11月24日(月)の午後。
そして、正式に手紙が届いたのは、その電子メールが届いてから、
また更に4日後の11月28日(金)だった。
17日には決まっていたみたいだし、
電子メールなら、もっと早くできたんじゃないの?と
嫌味も言いたくなる。
だって、この電子メールがもう少し早く来ていたら
校長が、もう中止にするなんて言い出さなかったかもしれない。
主催者があまりに
のんびり仕事をしているので、
その為に、校長や主任が、例え、選ばれても中止と言い出した。
その時点では、11月17日の電話での口頭のものだけで、
校長や主任を不安にさせた。
その理由は、結果を待っていた11月の時点では、
2週間の日本語レッスンと、4日間のホームステイを
予定していたので、幾ら頑張っても
研修費用は、生徒一人1200ポンドは
掛かると見積もっていた。
大和という所に、助成金を申請していたが、
その結果は、12月にならないと分からないという状況だった。
大和から助成金が出なければ、
生徒は1200ポンド全額をを負担しなければならい。
1200ポンドって、多くの父兄にとっては大金。
なのに、11月の末になっても、
主催者からの正式な通知は無く、
助成金も結果待ちで、
全てが、未定だった。
その様な不確かな状況だったので、
正式な書面での通知があるまで、
行けるかどうかも分からない訳だから、
父兄にこの日本研修に関する手紙を書くことは
許されていなかった。
つまり、11月の下旬の時点では
父兄へ2月に語学研修に行くということを
正式には知らせていなかった。
学校側としては「1200ポンド以上もする研修が、
11月末になっても、遂行することができるどうかも
分からないというのは、あり得ない。
そんな性急な研修なんて、父兄に提供できない。
だから、今回は辞退して、中止に決定した」という結論に達したらしい。
そんな頃、大和からの結果が来た。
結果は、駄目だった。
そして、11月23日(日)の真夜中に、以下の様なメールが校長から来た。。。
(*この部分には、保護されているものがあります。ご覧になるには、Login か Register をして下さい。ただしログインしても、アクセス権限が無いと、ご覧になる事は出来ません。)
We will therefore cancel the planned visit for this year. と太字になっているけど
それは、原文のままです。
正式な手紙が届くまで、この日本語研修について
具体的なことを父兄に手紙を書くことを禁じられていた私は
授業中に生徒に進行状況を
Unofficial なものとして、
応募したことや、研修の後のホームスティの予定や
日光やと東京観光などについて、
色々報告していた。
そして、上記の校長からの電子メールを受け取った翌日の
11月24日(月)の3時間目の授業でも
楽しみにしている生徒達は、
いつもの様に私に「状況はどうなった」と聞いてきた。
この時点では、私は校長を何とか説得するつもりで、
生徒には、校長からは、「中止」を勧告されているとは、
とても言えない状態だった。
だから、とにかく生徒には
「今は詳しいこと、言えないけど、状況は、あまり芳しくない。今日の昼休みに校長先生と大事なミーティングがあるの。旨くいくように祈って。」
とだけ言って、後は涙が後から、後から出た。
生徒の前で、それも、はっきり理由も言わず
ボロ泣きする先生なんて、
教師失格なのかも知れないけど、
私の頭の中は、色んな思いが交差して、
自分をコントロールすることは出来なった。
生徒達は本当に楽しみにしている。
私にとっても、初めての日本への引率で、
私も物凄く楽しみにしていた。
それが、たぶん選ばれて、
ほんのちょっとで実現するという
ところまで来ているのに、
駄目になってしまうかもしれない。
そして、丁度この頃、実は、真剣に、
日本に帰国することを考えていた。
だから、この日本研修を成功させたら、それを思い出に、
日本に帰ろうかと思い始めていた。
もし行けなければ、最後にこの日本研修をして帰るってことすら
出来ないかも知れないと思うと、それも悲しかった。
そんなめちゃくちゃな精神状態の中、
まさに「背信の陣」で、校長との面談に挑んだ。
「まだ、正式な手紙は来ていないが、
口頭では、選抜された6校の中に入れた。
生徒には、1年くらい前から、この旅行の事を口頭で伝えてきたから、
お願いだから、希望を募る手紙を父兄に手紙を書く
許可だけでも頂けないか?
もし、1200ポンド程度の費用でも
子供を日本に行かせる意思はあるかを聞いてみたい。
それで、反応が悪くて、希望者がいなければ、その時は、諦めます。
でも、もし、十分な人数の生徒の父兄が希望するなら、
折角、選ばれたのだから、是非、生徒を連れて日本に行きたい。
それに、もし、22校も応募して、そのうち6校しか選ばれなかったのに、
今回、辞退したら、将来、同様の
コースに応募する際不利になるんではないか?
だから、とにかく、今、結論を出すのではなく、
父兄に手紙を書いて希望者がいるかどうか
聞いてみてから決めても遅くは無いじゃないか。
確かに、姉妹校を訪ねるなら、後2ヶ月半では、厳しい。
でも、もし、姉妹校に行かなければ、
ブリティッシュカウンシルが色々面倒見てくれるので、
あと2ヵ月半でも、それまでに用意できると思います。
ですから、ホームスティ無しで、コース参加の意思があるか
聞いてみる手紙を書く許可をください!」
と力説した。必死な訴えというのは、通じるのか、
校長は、考え直し直してくれて、
父兄に手紙を出す許可をくれた。
そして、その翌日の25日(火)に、以下の様な最初の手紙を父兄に向けて送った。
(固有名詞や、予定などは削除しました。)
(*この部分には、保護されているものがあります。ご覧になるには、Login か Register をして下さい。ただしログインしても、アクセス権限が無いと、ご覧になる事は出来ません。)
その時、参加の意思があるかどうかの返事は
12月1日(月)までに出してくださいとお願いした。
そして、同時に、大和からの補助金が駄目だったので、
役所とロータリーのコネを使って、
補助してくれないかと頼みに行った。
そして、その手紙を父兄に出した3日後の
11月28日(金)に正式な選ばれたという手紙が届いた。
その手紙の中に、12月4日(木)までに
航空チケット発券のため、連れて行く全員の
氏名を知らせてくださいとあった。
私の最初のリアクションは、
「一週間弱で、それも、今日はもう金曜日。
そんなの無茶です。」だった。
主催者は、たぶん、学校の現状を知らないから、
こんな要求ができるだと思う。
普通、学校では、父兄に手紙を出すには、
校長や学校によっては学科主任の承諾が必要だから、
それに、一日、生徒から父兄に届くのに
2-3日かかる場合もあるから、最低でも1週間は掛かる。
主催者側からの手紙は、
11月28日金曜日に届いた。
こちらは、授業もあるのだから
手紙を受け取ったその日に、
父兄に手紙を出すことは、どんなに頑張っても無理。
だから、どんなに急いでも、月曜日か火曜日しか
手紙を出すことが出来ない。
なのに、もし12月4日(木)以降に変更があると
150ポンドの手数料が掛かるとのこと!!!
つまり実際には月曜、火曜、水曜の三日で処理をしないと無理。
その上、教師には、「授業」あるんです。
普通の会社の様に直ぐに対処できないんです。
教えるという仕事があるだから。。。。
それに、父兄の都合もある。
私の勤めている学校では、
父兄に出す手紙は全て
校長の承諾が必要で、
普通なら、校長の承諾を得るだけで、最低でも一日掛かる。
だから、私は、1週末に、手紙を書いて、
2月1日(月)の朝一番に、
手紙を持って、校長室に押しかけ、
その場で、手紙を読んでもらって、
承諾を貰った。
前の手紙で、参加意思表示の締め切りが
12月1日だったので、締め切りを終了を待って、
12月2日(火)に、参加の意思を表示した父兄に対して
翌日の12月3日(水)までに、
150ポンドの頭金とパスポートを
参加意思とともに提出してくれという手紙を書き、
生徒に一人、一人に渡した。
その時、必ず、明日までに返事と、小切手と、
パスポートを持って来てと念を押した。
でも、あまりに緊急なので、
念のため、火曜日の夜、数名を除いて父兄に直接電話して、
事情を説明して、お願いした。
それでも、2人の生徒は、私が設定した
水曜日の締め切りに間に合わなかった。
それで、水曜日の夜、その二人の生徒の家に電話して、
事情を聞いた。一人は風邪で学校を休んでいたらしい。
一人は、火曜日にご両親が忙しくて、出来なかったらしい。
それで、木曜日の朝、必ず、もって来るようにお願いした。
風邪をひいていた生徒のお宅のお手伝いさんが持ってきてくれた。
木曜日は普段、一日、他校で教えているんですが、
それを、12月4日(木)の朝は、1コマ休みにして、
その締め切りの朝、残り2人の生徒から、パスポートと
150ポンドの小切手を集め、
参加者全員のパスポートと
頭金を集めて、主催者に
電子メールしてから、
他校の午後からの授業3つに向かった。
本当に綱渡りの様でした。
それで、ストレスが溜まっていて、
この日本研修を成功させたら、それを思い出に、
日本に帰ろうかと、また、考え始めていた。
そして授業中に、口が滑って「日本に帰ろうかと考えている」と言ってしまったら、
生徒から、以下の様なメールが届き、やっぱり、ずっと、先生していたいなぁ。って
思っている自分がいた。
私って、やっぱり、単純だ。。。
(*この部分には、保護されているものがあります。ご覧になるには、Login か Register をして下さい。ただしログインしても、アクセス権限が無いと、ご覧になる事は出来ません。)
(*この部分には、保護されているものがあります。ご覧になるには、Login か Register をして下さい。ただしログインしても、アクセス権限が無いと、ご覧になる事は出来ません。)
でも、今は、生徒や父兄から、
すっごく感謝しているって、言われて、
私の努力は、違う意味で、報われたなぁって思っている。
12月の中旬には、参加する生徒のお宅のディナーに招待されたり、
生徒のお母様が、車が無い私の為に買い物に付き合ってくれたり、
1月13日に、生徒と父兄の為の説明会を行ったんですが、
父兄からすごく温かい言葉を一杯頂いた。
生徒は大喜びだし、ご父兄もとても協力的で、
私に対して温かい。
それで、何だか、とっても満足してしまったの。
確かに学校に評価されて、
お手当てが出たら、嬉しい。
でも、私、お金の為だけにやっているんじゃないだよね。
私が欲しいのは、生徒からの評価なの。
確かに校長や主任に認められたら嬉しい。
そして、それが、収入に反映したら、
確かに、嬉しい。
でも、私の仕事は教師で、
私にとって一番嬉しい評価は
校長や主任やお給料としての評価ではなく、
生徒からの評価なの。
それを貰えたから、もうかなり満足で、
「今は、この日本語研修を一生の思い出になる様な
物にしてあげたい。」という思いで、一杯で、
私なりに一生懸命準備をしています。
私がこの仕事をしていて、良かったと思う時は、
いい授業が出来た時、
生徒の日本語が上達したと感じられた時や、
生徒と一緒に泣いたり笑ったりしている瞬間や、
生徒からの温かい言葉とか、
「こういう瞬間があるからこそ、私はこの仕事をしているんだなぁ」って思って、
この仕事を選んで良かったって思う。
そして、以下の様な一生懸命書いてくれたカードを貰うと、
報われたって思う。


そういう瞬間は、ビザカードのコマーシャルじゃないけど、
プライスレスで、頑張って来て良かったって思う。
そして、いつも愚痴の多い私だけど、
少しポジティブに状況を見ると、
2003年以来、着実に、毎年、生活は良くなっている。
昔は、食べるのが精一杯だったけど、
今は、毎月、自分で決めた金額以上の貯金も出来るようになった。
確かに、今でも、余裕は、そんなに無いけど、
2003年の頃のような、緊迫感は無くなった。
それは、あの頃に比べたら、凄い進歩なんだよね。
それに、Citizenshipの授業や例えば、この間アップした
クリスマスデコレーション等や、コンサートなど
学校行事の参加も増え、
生徒との楽しい時間も格段に増えた。
だから、あんまり欲張らず、今の生活が
出来ることに感謝しなくちゃと、前向きに考えています。
それに、この所の不況を考えると、
仕事があって、それも
大好きな仕事を、ずっと憧れていて
大好きな町でしているのだから、
感謝しなくちゃね。
そして、この間の日記にも書いたけど、
The secret of health for both mind and body is not to mourn for the past, worry about the future, or anticipate troubles but to live in the present moment wisely and earnestly.
Buddha
心身ともに健康を保つ秘訣は、過去を嘆いたり、将来や予測される困難を心配したりして取り越し苦労をするのではなく、今という時を賢く、誠実に生きる事だ。 釈迦
教師@イギリスの田舎の日本語訳
とにかく、今という時を誠実に
精一杯生きれば、どんな結果になったとしても、
悔いは残らないと思う。
そして、こちらの日記にも書いたように、
無駄や回り道に思えることも、
実は意味があるのかも知れないし。
毎週、毎週、面倒だと、文句を言い続けて、やってきた
Citizenshipの手配と準備と事後処理の御陰で、
役所に知り合いが沢山出来て、
役所からお金を生徒生徒一人に対し、
各200ポンド貰う事が出来たし、
今は全然違うことをしているけど、
昔、自分がロータリーの奨学生だったコネを使って、
ロータリー財団からも500ポンド頂くこともできました。
もし私がCitizenshipを担当していなかったら、
もし、昔、ロータリーの奨学金で頑張っていなかったら、
今回のように、1-2週間でお金を調達することは、
出来なかったと思う。
今の日本語教師という仕事とは
全然関係ないCitizenshipの仕事や昔の研究が、
役に立った。
だから、今こうやって、悩みながらも、頑張っていることも
いつか役に経つことがあるかもしれない。
そして、将来が不安だから、日本に帰ろうというのじゃなくて、
一応仕事は、あるんだし、なんとか生活しているんだから、
仕事がある間は、その仕事を丁寧に、
そして、誠実にこなしていれば、
今までがそうだった様に、
これからも、少しずつ良くなって
いつか、また道は開けてくると
信じたいと思う。
【追記】
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written by 教師@イギリスの田舎